2009年8月14日 (金)

原作者からの手紙 その6

「水上飛行機(すいじょうひこうき)ってどんな飛行機?」

 アニメ「紅の豚(くれないのぶた)」で、主人公のポルコが自由自在にあやつる飛行機が「水上飛行機」です。
 飛行機の下に、水に浮かぶための浮舟(ふしゅう、フロートとも言う)を付けた飛行機のことです。海や川や湖など、水のある場所ならどこでも降りたり(着水:ちゃくすい)、飛んだり(離水:りすい)できる便利な飛行機です。

 さて、日本海軍は水上飛行機を大事に考えました。中国(ちゅうごく)との戦争で、水上飛行機が敵の戦闘機(せんとうき)を戦って落とすという予想以上の活躍をしたからでした。また、レーダー(電波探知機:でんぱたんちき)の無い頃、空から、敵の軍艦(ぐんかん)を見つけたり、大砲(たいほう)の打ち方を指図(さしず)する水上偵察機(すいじょうていさつき)は、軍艦に積んで使う飛行機として開発されてきました。まさに軍艦の「目」となる飛行機でした。
 しかも、日本軍が南の島々を占領(せんりょう)するにつれて、飛行場を作る時間や場所が無い場合に、基地(きち)を守ったり偵察(ていさつ)をしたりするには、水上飛行機がとても便利でした。  
 ※ 偵察…敵をさがしたり、敵の様子をさぐること。

 指宿海軍航空隊は、南九州の海を守る部隊でした。この基地には、水上飛行機の中でも、「94式水上偵察機(きゅうよんしきすいじょうていさつき)」、「零式三座水上偵察機(れいしきさんざすいじょうていさつき)」、「零式水上観測機(れいしきすいじょうかんそくき)」、「二式大型飛行艇(にしきおおがたひこうてい)」という、4種類の飛行機がありました。
 ※ 二式大型飛行艇は、二式大艇(にしきたいてい)とも呼ばれ、当時世界最大の飛行艇でした。その「実物」は、鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋基地資料館前に展示してあります。

 柳瀬海軍中尉は、この中の二人乗り複葉(ふくよう)の偵察機、「零式水上観測機」の操縦士でした。そして、偵察電信員(ていさつでんしんいん)の西牟田一等飛行兵曹(にしむた・いっとうひこうへいそう)とともに「ペア」となって飛行機に乗っていました。二人は、階級(かいきゅう)は中尉の柳瀬が上でしたが、同じ飛行機に乗り生死を一緒にする仲間として、固い信頼で結ばれていました。
 ※ 複葉…翼が2枚あること。零式水上観測機は、戦闘機の性能を持たせるため、あえて複葉にした水上飛行機でした。
   階級…兵隊の位のこと。

 映画にはない原作の言葉:「ト号作戦機が発進する。ト号作戦機が発進する。各員は各部署において、これを見送れ― これを見送れ―」
柳田一郎

   
 

愛と夢と、情

最近ヨーロッパの映画にはまっています。5歳で観た「赤い風船」が今なお私の頭の中でふくらみ続けているようにヨーロッパの映画は美しく哀しくそして愛があると思っています。あのリュックベッソンのニキータやレオンにしてもその暴力の中にも愛は感じます。「Angel・A」や「橋の上の娘」もそうですが、人に対して、優しく抱くような愛を感じます。トランスポーター、ノッキンオンヘブンズドア、ああ名前を思い出せない死刑囚で超絶テクニックのピアノを弾く少女、手錠に繋がれながらクラシックを自分流にアレンジして弾きまくる、とかです。

暴力と派手さで語られるアメリカの映画には、しかし、夢があります。スピルバーグやルーカスに代表される映画を見ている方は多いと思いますが未来を否定しても、その先には夢を感じます。絶望的な未来を語る「A・I」にしてもそのテクノロジー、将来性に関しては夢が有ると思いました。ありそうもないけど泣けて泣けて原作と同じくらい泣かせる「君に読む物語」、感情移入してしまう「サイドウェイ」等々良い映画は有りますね。しかし例外はやはりあり、私が強く友人に勧めている「Before Sunrise」その続編「before sunset」これは舞台がフランス、絶対フランス映画だと思っていたらハリウッドでした。でもヨーロッパっぽいです。

そして、我が日本映画は昔も今も、映画の中に人間としての情が太い線でつづられていると思います。今日観た「サトラレ」、会社で勧められて観た「同窓会」、「約30の嘘」、哀しい「うなぎ」、スカッとする「少年メリケンサック」、なんだか昔を思い出す「歩いても歩いても」、これも痛い「ジャージな二人」かなりぶっ飛んでて面白かった「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、哀しい哀しい「黄泉がえり」「今逢いに行きます」、見終わって何故かほっとした「幸せのかおり」これもまた哀しい「世界の中心で愛を叫ぶ」等々感動した映画は私にはすべて情が物語の中心にあると思いました。まあ、すべてとはもちろん言いませんがそんな傾向があるとは思いませんか?

戦争、についての疑問

アブナイ考え、と言うのがあると思っています。
いわゆる戦争映画、はアクション映画に通じてかっこいいですよね。スタイルも顔も良い役者がさっそうと敵を倒す、或いは倒され傷つく、同じ軍隊にいる同僚が犯す犯罪的な軍事行動をハンサムな役者が弾劾する、と言った良くある設定、話しは戦争映画の中に引き込んでいく常套手段だと思っています。また、中に登場する数々の武器、車、戦車、軍事用の船(戦艦、空母、駆逐艦等)、そして数々の航空機はその機能美、その使われ方により観客を惹きつけずにはおきません。博物館に展示されている刀剣類が美術品としての地位を得ていることと重なります。またアクション映画におなじみの敵味方入り乱れて撃ちまくる銃の射撃シーン、ターミネーター、マトリクスがその良い例かも知れませんが、それを現実に行っているのが戦争です。銃や、軍用の交通機関はかっこいいのですがそれは現実には殺人のために作られたのだと言うことを映画は忘れさせ、主人公側からすれば相手を倒すために使われ、使われた方は死んでしまうのですが、それはあまり映画の中では語られません。侵攻できた、防衛できただけで将棋の駒のように使われ死んでいく兵士、民間人(あなたや私たちのような)のことは無視されていますね。もちろん戦争映画では「もう二度とこんな戦争はしてはいけない」と役者に語らせますが、その前に派手な戦闘シーン、殺戮シーン、で観客をあおっていますので、もちろんみんな戦争は良くないと思っていると思いますが、人間の本能と言うのか戦闘、武器に寄せる興味は募って行くと思います。事実、製作サイドでは映像的に水上飛行機が飛行し、銃撃戦をやり撃ち、撃たれ炎に包まれながら降下し、亡くなっていくシーンを撮りたくて作りたくてたまらなかったんです。しかし、それを先のような理由で強固に反対するスタッフもいて、我々の意志としてそういったシーンは入れませんでした。
したがって、「砂の道の向こう」は戦うより、愛することを主軸に作る事に努めています。

2009年8月13日 (木)

編集、がんばるぞーっつ

本当にいろいろなことがあって「砂の道の向こう」、例によって例のごとく編集が遅れています。この休み中にだいたいの流れを編集終えたいと思います。そして今回の悲願である、音声のアフレコ、音声、音響のかっこ良い音作り。そして柳田さんが熱くなりまくる飛行艇、B29の爆撃の撮影。がんばるぞーっつっつっつ.
でもこれを加工しまくるのは至難の技です、っつうの!!!!

it湯治の映像

指宿で新しい湯治の提案が起きました、名付けてIT湯治」、ホテルに滞在し、温泉、散歩、観光をしながら、リラックスし、その過程、効果が数字でわかるようにするシステムで、国から認められたビジネスモデルです。指宿ムービープロジェクトはそのホームページ内と、DVD用の映像の撮影、制作を依頼され、制作に励んでいます。現在は昨年までの実験の模様を説明したスライドショーをアップしています。是非ご覧ください。

IT湯治で検索すると一番上付近に出てきます。

原作者からの手紙その5

柳瀬海軍中尉はどんな人?」

靖恵さんの夫・柳瀬直行海軍中尉(やなせなおゆき・かいぐんちゅうい)は、指宿海軍航空隊の操縦士(そうじゅうし)です。もちろん架空の人物です。しかし、原作を書くにあたって、次のように考えました。

 指宿市今和泉(いまいずみ)出身、靖恵の幼馴染み(おさななじみ)、近所の「直(なお)にいちゃん」でした。
 今和泉小学校から、第二鹿児島中学校を卒業(原作者の高校の先輩になります)、海軍兵学校(かいぐんへいがっこう)へ進み海軍士官(かいぐんしかん)への道を歩き、長崎県の大村海軍航空隊(おおむらかいぐんこうくうたい)に勤務しました。
 昭和18年、指宿出身であったことから指宿基地建設の応援を命じられ、以後そのまま指宿基地勤務となりました。

 直行は、兵学校の合格祝いの日、靖恵にだけ本当の気持ちを語ります。
 兄弟が多かった直行は、家族の暮らしのことを考えて、軍人の道を選びました。しかし、本当は、高等学校から帝国大学(ていこくだいがく)に進学し文学を勉強したいという気持ちがありました。新聞や雑誌の仕事をしたかったのです。この気持ちを我慢して、難関と言われた海軍兵学校に合格しました。直行の部屋には、受験勉強の合間に読んだ「岩波文庫(いわなみぶんこ)」がたくさん並んでいました。
 そして、合格祝いの日、靖恵は直行にその文庫を読ませて欲しいとねだり、直行をからかいながらもその気持ちを確かめます。(鑑賞の手引き2の言葉)

 「軍人(ぐんじん)」というのは、とても怖い人たちと思われるかもしれません。しかし、昔も今も、普通の優しい父や兄や夫達です。世界中のそんな優しい男達が人を殺す道具になっていく・・・なぜでしょう?この映画をきっかけに、みなさんんも考えてみてください。
   
映画にはない原作の言葉:「鯉(こい)を食べると元気が出ると言うが、これ以上元気になると飛行機より先に飛び出すかもしれないね」
柳田一郎

亀は意外と早く泳ぐ

昨夜、「亀は意外と早く泳ぐ」という変わったタイトルのDVDを観ました。wikipedfeiaによると「『亀は意外と速く泳ぐ』(かめはいがいとはやくおよぐ)は、三木聡監督、上野樹里主演の2005年公開のコメディー映画。三木聡によるユーモアあふれる(不条理な)世界観が、一部に熱狂的に支持されている。」だそうだが、あまり知られていない。でも観てすぐ大傑作だと思った。出演者は、上野樹里  蒼井優 要潤 温水洋一 村松利史 伊武雅刀 嶋田久作 と言うそうそうたるメンバーながら、ただもう意味がわからない展開、でも面白い。このノリは、かつてのスネイクマンショー、最近の少年メリケンサックなんかに通じるところが有るかも知れない。内容を説明すると面白くないから、まあ、観てくださいね。
監督の三木 聡(みき さとし、1961年8月9日 - )は、放シティボーイズライブ等の脚本・演出や、「エキセントリック少年ボウイのテーマ」に「作詞補」として参加するなど、幅広いジャンルで活躍している。」とあるからなるほど、と納得しました

原作者からの手紙その4

原作・鑑賞の手引き4「靖恵さんは実在?」

 小説は「フィクション」です。ヒロイン・新田靖恵(しんでんやすえ)さんは架空の人物です。しかし、実際の出来事が小説のもとになることはよくあります。原作も、長い時間をかけてお聞きしてきたいろいろな「実話」がもとになっています。

 靖恵さんにはたくさんのモデルがいらっしゃいます。そのモデルは、皆様の周りにいらっしゃる「普通の」おばあさん達です。
 戦後64年目となり、亡くなられた方も多いでしょう。まさに、戦死した夫や恋人の残した子供を必死で育て上げ、笑うことも、楽しむことも、愚痴ることもなく生きてこられた「普通の」女性達こそモデルです。

 私は、県の福祉事務所で働いたことがあります。仕事の中で、遺族の皆様のお手伝いもさせていただきました。その仕事で、「強い」(そうならなければならなかった)たくさんの女性達にお会いしました。夫を亡くした方、親や兄弟を亡くした方、子供を亡くした方、我が子を凍てつく大地に埋めてきた方、集落の人々を守るため最後まで銃を放さなかった方・・・

 私の母は、当時高等女学校の生徒でした。原作の指宿高等女学校生には、母の面影を重ねました。母は、鹿児島大空襲の夜、日吉町から赤く光る鹿児島市の夜空を見たそうです。そして、行方不明の叔母を探し遺体集積所になっていたデパートの地下などをさまよったそうです。

 いろいろな場所で、立場で、境遇で、たくさんの女性達が逞しく戦後を生きてくださった。だからこそ今がある…と思います。

 母は、昨年3月、長い闘病生活の末、亡くなりました。母を含め、必死で家族をそして社会を支えてきた、多くの女性達に感謝したいのです。きっと男達は、あなたたちが支えてくれたから、ここまでやってこれたのでしょう。この作品を、全ての「本当の」靖恵さんに、感謝とともにお届けしたいのです。

 映画にはない原作の言葉:「その勢いです。頑張ってくださいね。歴史は女達が作るものですからね。殿方は、いつも走って行ってしまうだけですから」

柳田一郎

2009年8月 9日 (日)

製作サイドから

「砂の道の向こう」を製作するにあたり、スタッフ間で様々な議論が起こり、またスタッフは原作者の柳田さんと長い長いメール交換、また直接お会いして良く話し合い、意志を同じくし、撮影に臨みました。と言うのは過去に様々な戦争映画が有りましたが、それらは戦争を悼む形を取りながら、死んでいく人々の悲しみを、涙を通して何か美しいものにしている気がしたからです。兵士は凛々しく、死に行くものは悲壮感を持ち、結局、国のために死ぬ、或いは家族、を守るために戦うと言う言葉が繰り返され、人と人とが殺し合う、また何の罪も無い人々が殺される戦争の痛ましさはそこに埋没してしまうからです。この映画を製作するにあたり、元軍人、遺族、戦争被害者、加害者から多くの話しを聞きました。またいまだに平和に対してアレルギーを持つ人々、大義のためには少数の命は犠牲にしても仕方がない、等の残念な議論があることも否めません。製作サイドは特に監督ですが、戦争で死にゆくものの表現はしない、との姿勢を取っています。
従って指宿ムービープロジェクト実行委員会がこの映画を通じて訴えたいことは、指宿の美しい自然の中、戦争と言う残酷な事実のために愛する家族が引き裂かれたこと、そしてそれはどこか別の宇宙で起きたことではなく、この指宿で実際に起きたことだと言うことです。魚見岳の麓にはつい最近まで飛行場の後があり、それは海軍の飛行艇の基地で、戦争末期には各地から優秀な飛行兵が集められ、特攻隊として連合軍の戦艦に体当たりするために飛び立った場所です。映画の冒頭で女の子が発見するコンクリートの固まりはその残骸で今でも残っています。指宿から飛び立った特攻機から軍艦を破壊されたため、米軍は指宿飛行場に向けて攻撃をしかけ、指宿飛行場は壊滅的な打撃を被り、その際民間人も多数無くなったり、重傷を負っています。
特攻隊の基地は薩摩半島各地にあり、多くの若い方が亡くなっています。

原作者からの手紙 その3

原作・鑑賞の手引き3「原作はどんな話?−2」

  原作「砂の道の向こう」の内容です。映画と異なります。
  どこがどう異なるか、想像してください。映画を見るもう一つの楽しみになるのではないでしょうか。

  短いシナリオ案を「映画」につないでいく脚本家(今回は上野監督)の感性が、「もう一つの作品」を作り上げると思います。
  原作者としても、ますます楽しみです。

  1 子供達の喧嘩…ふたりの思い出
  2 海軍兵学校合格祝い…ふたりの気持ち
  3 屋久島西方沖対潜水艦戦…指宿海軍航空隊の任務
  4 自然観察会…(現在)知林ヶ島を守る人々と見守る靖恵
  5 指宿高等女学校…噂話
  6 松林の二人…靖恵の決意
  7 大村海軍航空隊の訓練…つらい訓練
  8 亡き友の妻…女の覚悟
  9 「ト号作戦」…男の覚悟
 10 結婚…幸せ
 11 指宿基地空襲…昭和20年5月5日
 12 防空壕…作戦会議、最後の特攻
 13 約束…また会おう。
 14 出撃…昭和20年7月3日
 15 自然観察会から帰る…(現在)守る決意に喜ぶ靖恵
 16 砂の道…(現在)愛しき人
 17 鈴

映画にはない原作の言葉:「ご実家は広島市内でしたね。たしか勧業会館ですか、大きなドームのある建物が目印とお聞きしたことがあります」

太平次 旅立ち

  • 216
    指宿ムービープロジェクト制作の6つめ(名義は7作目)の映像は指宿まるごと博物館と共同で制作する「TAHEIJI旅立ち」 幕末の指宿に生まれ、海上王として花開き、日本の長者番付でトップになり、島津藩の逼迫した財政を立て直し、ついに明治維新へと舵を切らせた希代の英雄、濱崎太平次を多くの資料や聞き書きによって脚本化し、念願のドラマを今年造ります

好奇心の漂流記

  • 打ち寄せる青い波
    2010年7月からクランクインした「好奇心の漂流記」もやっとクランクアップが見えて来ました。とは言え、今日も「見た目」「イメージ」「・・・」を撮影に1人うろうろ、してる人物がいます。今年こそは指宿市民会館で上映できると張り切っています。このアルバムはブログで紹介できなかった様子をそのままお見せしています.

ふるさとCM撮影

  • 菜の花畑で
    3月30日、春休み最後の日を利用して、菜の花が最後まで残った池田湖の菜の花畑をお借りして撮影しました。締め切りは今年9月ですが、菜の花がテーマなのでいち早く撮影しました。なんと1日で。

5年後の縁結び

  • Pict0095
    2008年9月7日日曜日クランクアップの日。今まで携わってくれた方全員は集まれませんでしたが、中学生を中心に知林ヶ島が見える海岸に集合しました。最後の撮影はまた、大急ぎで行われ、なんとか撮り終わりました。この後、記念撮影の後、制作サイドで用意した記念品を配り、主演の宮田絵里花 さんと若松大義くん、それに最年少の輝帆ちゃんとひなちゃんに花束贈呈をしました。絵里花ちゃんたちはサプライズとして、みんなで色紙を書いて制作統括に渡し、統括は目を潤ませるといった1シーンもありました

トリオ撮影日記

  • Pict0665
    指宿ムービープロジェクト実験ドラマ「トリオ」の撮影風景です。たった6日間の軌跡です。しっかり、楽しんで、たくさんの思い出を残し、良い映画を作りたいです。

今までのナイスショット

  • Dsc00348
    今まで撮影した中、あるいは、スチールを撮りに行った時のナイスしょっと等載せました。この中からアイドルが生まれるかもね

入院中の望美

  • Photo_1
    ヒロイン;望美が事故に遭い入院してるのがこの病院、最初の話では鹿児島市で事故に遭い、救急車で鹿児島市内の病院に運ばれ、指宿市内の病院に転院という設定でしたが、救急車が指宿市内まで運んでくれたことになり、この南記念クリニックで撮影させていただくことになりました。というのはカメラマンの樋園さんがここで理学療法士として働いているため。先生その節はお世話になりました。

事故シーン

  • Photo
    指宿中央自動車学校と鹿児島中央駅キャンセビル横で撮影した事故シーンの写真 役者・スタッフを前に前説をするむっちゃん、寒さの中をじっと耐えるエキストラの面々、等見所充分。とはいえやはり、血だらけで横たわる望美嬢の悲惨さに目をつぶることはできません。 この日は2つの街が現場なのと大勢の方に協力を頂いているのでもう、大変でした。雨も降ったりやんだり、突然晴れたり、もう、どっちかにしてくれ、撮影できないよ
フォトアルバム

指宿ムービープロジェクト関連サイト

  • FB  指宿ムービープロジェクト
    指宿市を舞台に映画作りをしています。指宿が生んだ幕末の豪商、浜崎太平次と指宿に伝わる篤姫の話しを映像にしました
  • 指宿ムービープロジェクト公式ホームページ
    指宿ムービープロジェクト実行委員会のすべてを掲載しています
  • 指宿市役所
  • いぶすき菜の花マラソン実行委員会
    新年第二日曜日に指宿市内で行われるマラソン大会。沿道には早咲きの菜の花が咲きそろい、市民が応援する、おもてなしのマラソン大会来年で29回うぃ数える、14,000名を超える参加者がある。
  • 平成版IT湯治
     湯治という営みは、まだ病院や医学の知識も無い遠い昔から、人々が元気になる為の手段として有りました。 労働や、日常の様々なストレスの中で疲れた心と体を、薬でなくとも温泉や自然、静かな環境などが癒してくれることを、人々はその体験から知っていたのです。  この体感的に感じていた温泉の湯治効果を、現代のIT技術で、目で見て判るかたちで知り、それを観光や日常の健康づくりに活かそうという試みが、指宿温泉で始まりました。  それが「平成版IT湯治」です。