指宿まるごと博物館始まりました その3
いぶすきまるごと博物館映像制作について
この事業を担当する指宿ムービープロジェクトは2006年から活動を始め、今まで五本の映画、「二人のキズナ」~昨年制作した「好奇心の漂流記」まで、を制作しました。いずれも指宿市を舞台に、郷土の自然、文化、イベントを紹介する内容になっています。
母体は、さつまいも伝来300年祭にて前田利右衛門を主人公にしたミュージカル「RIEMON~遥かな海からの贈り物」を上演したスタッフたちです。現在の中心となるメンバーは制作、撮影、編集等を担当する6人に事務方2人、臨時に手伝ってくれる1人、それに顧問、実行委員長の計10人で動かしています。他にミュージカル公演から第1作~第5作までに出演してくださったりスタッフをしてくださった方々もその都度お願いしてご参加頂いており、延べにして毎回30人程度のスタッフと100人くらいの役者がいます。器材は毎年集めてくる予算で拡充し、ある程度の業務用のものをそろえました。
今回担当する「指宿まるごと博物館」の企画は文化庁の補助金をもとに活動します。内容は、時遊館COCCOはしむれと共同で動き、今年度ははしむれ側が提示した、指宿市の12のコンテンツから、池田湖、開聞岳、山川港、知林ケ島の映像を制作して、未来に残し、教育、観光に役立てて頂きたいと思っています。具体的には、対象の成り立ち、科学的な面からも検証した説明、紹介、歴史伝承を、ヘリコプターによる空撮、CG、イラスト、レポーターによる紹介、インタビュー、ミニドラマで構成した映像をDVD等にてリリースしていきます。対象は小学校高学年から大人で、分かりやすく、興味を持って鑑賞することができて、内容があるものにしていきたいと思います。
スケジュールは3月完成から逆算して、8月いっぱいで各地区及び一般の参加者で構成する取材調査チームを結成、取材調査を開始して頂きます。その内容をもとに9月~11月撮影、12月音楽、ナレーションの録音、1月~3月編集、完成になります。参加して頂く仕事としては、担当対象の取材調査の他、レポーターとして、あるいはミニドラマに役者として出演、また撮影、制作等スタッフとしてご参加くださるのも歓迎いたします。
ご家族で、また友達、仲間、グループ、地区子供会、クラス単位、学校単位で参加してみませんか?この活動は、思い出として残り、仲間が出来、活動を通して、郷土指宿を新たに知ることにもつながります。それは歴史、科学、文学の知識も増やしてくれる事でしょう。そして撮影技術も、学べるかも知れません。何より私たちが作った映像は未来に残って行き、多くの後輩たちが見てくれるでしょうし、またネットで作品を見て頂く多くの方々に指宿を知って頂くことになるやりがいのある仕事です。どうぞ奮ってご参加くださいますようお願いいたします。
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