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2010年12月

2010年12月28日 (火)

原作者からスタッフへ贈るLove Letter

こんにちは!
『好奇心の漂流記』原作の神山です。

まずは、試写会お疲れ様でした!
会場へは大変多くの方にご来場いただき、大盛況のうちに終われたことを感謝しております☆
いやほんと、満員でしたね。
急遽、椅子を追加して座席を確保するほどでした。

当初、
「あまり宣伝してないのに、お客さん来るのかしらん?」
なんて、いらぬ心配をしておりましたが、
皆さんの関心の高さを十分に感じることができたことを、嬉しく思っています。

で、肝心の映画の方はというと・・・・・
とりあえず、まだ試写会の段階ですし、内容についてはまた今度、ってことで。

試写会が終わってから2日経ちましたが、
私、布団の中で横になっていると、頭の中に映画の内容がグルグルと思い出されて、なかなか寝付けない夜を過ごしていたりします。

きっとスタッフの人も、試写会の映像で全て満足しているわけではないと思います。
試写会でのアンケートを参考とし、おそらく現在、がんばって手直しをされている頃だと思いますので、スタッフの皆さんを信じるのみです。


それでも、とりあえずは“試写会”という大きなイベントが無事に終わったことに、私もホッとしております。

そんな一区切りついた良いタイミングですので、私からスタッフの皆さんへ、お礼を申し上げたいと思います。



まずは、
監督 宮田絵里花様

この映画の監督を勤め上げてくださり、ありがとうございました!
あの個性的な出演者をまとめあげるのは、本当に大変だったと思います。
どれくらい大変だったかって…試写会の打ち上げのときの、子供たちのはしゃぎっぷりを目の当たりにしたので、だいたい想像がついてしまいます。(もしかしたら、もっとすごかったかもしれませんが。)
シュンスケもカズキもアカネも、ウミもサクラも、仲間たちも、騒がしいくらいに元気いっぱいでしたね。
作品が完成までこぎ着けたのは、まさに監督の手腕があってこそだと思います。
本当にありがとうございました!


撮影 樋園隆洋様

今回の映画は動きのあるシーンが多く、「画」の構成に苦心されたのではないでしょうか。
ときには海につかり、ときには山に登り、真夏の暑い日も、雨の打ちつける日も、「どうやって良い画を撮るか」で、大変な思いをされたのではないかと思っております。
お忙しい中での撮影だったかと思いますが、無事に終わって良かったです。お疲れ様でした!


編集 坂本楓様

試写会前の編集では、深夜遅くまで苦労されたと聞いております。
高校一年生の大事な時期に、この映画に多くの時間を割いていただき、申し訳なくも感謝の念に堪えません。
限られた素材をどう組み立てるか、大変難しい作業だと思います。
今回の映画を、ぜひとも納得のゆくまでいじり倒してください。それが、坂本様の今後の活動にとって良い糧となれば、私も嬉しい限りです!


音楽/楽曲 下川路慶和様、楓様、龍也様、児玉ゆりえ様

正直なところ、今回の試写会で一番心を打ったのが音楽でした。
オープニングテーマ曲、エンディング曲、子守歌、試写会で披露していただいた「Rain」。
贔屓抜きで、どれも素晴らしかった!
まずはテーマ曲の「Sign」で圧倒され、
「さあ、帰ろう」は子供たちの合唱も相まってキャッチーで耳に残りやすかったですし、
「Rain」は思わず聞き入ってしまうほどでした。
やらしい話、「こりゃコンサートでお金取れるな。」と思ったほどです。


制作統括 下川路慶和様

今回の映画を通して、いろいろと良くしていただき、大変お世話になりました。
住んでいるところが遠いこと、また仕事の都合もあり、あまり映画の撮影に関われなかったことは個人的に残念でしたが、下川路様が指宿に眠る若い才能を引き出して、映画を完成まで引っ張っていっていただき、大変感謝しております。
この指宿ムービープロジェクトは、下川路様のような強い意志を持った方がいないと、ここまで続かなかったと思っております。
誠に僭越ながら、私も何かお手伝いできることがありましたら、今後ともお世話になりたく思っております。これからは若い才能の成長に期待して、一人一人の負荷をなるべく減らし、より精度の高い作品を作ってゆきましょう!
「指宿に映画の文化を根付かせたい」という思いには、大いに共感しておりますし、
毎年積み重ねてゆけば、きっと、素晴らしい“伝統”と呼べる文化に成長してゆくと思います。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。


その他、多くのスタッフに支えられて、『好奇心の漂流記』は出来上がりました。
原作者として、感謝してもし足りない思いでいっぱいです。

本当に、どうもありがとうございました!





あ、そうそう。
まるで話は変わりますが、試写会の打ち上げの際、下の記事にも出ているバッジを、一個こっそりいただいちゃいました。
この場を借りて、お詫びします。ごめんなさいッ。
良い子はマネするなよ!

さらに余談ですが、翌日、東京へ戻る際、空港で金属探知機にひっかかりました。
検査場で立たされ、ガタイの良い検査官に金属反応を調べられていると、胸のあたりで強い反応が。

見ると、例のバッジが・・・・・

皆さんも気をつけてくださいな♪

2010年12月27日 (月)

缶バッジ

昨日の試写会にはいろいろなプレゼントがありましたが、大脇華美ちゃんのおじさんが作ってくださった缶バッジは人気。
少し余ったから欲しい人がいたら差し上げます。Dsc03321

2010年12月26日 (日)

.とりあえず試写会終了

昨日は、指宿ムービープロジェクトの試写会に多くの方においでいただきありがとうございました。今回の作品は今まで3つ、実験まで入れると4つの作品を作った事を反省したり、改めて考えたりしての制作だったので見て頂く方の反応が楽しみでもあり、怖くもありました。
最終的になかなか納得がいかず23日、24日も編集者たちは夜遅くまで作業し、上映用のDVDが完成したのは25日早朝午前3時でした。
今回、新人のKAEDEの参加で、音楽、編集を担当してもらうことになりましたが、当初は正直不安でした。と言うのは、まだ高校1年、16歳の女子高校生に、まあ全てを委ねるのですからそれは怖い事でした。新しく購入した音楽編集アプリケーションの入ったムービープロジェクトのパソコンを渡し、走り始めましたが、定期テストや学校行事でなかなか作業にかかれず、本当にやれるのか、確認しました。途中で投げ出しでもしたら大幅に時間が狂うからです。しかしKAEDEは、やります、と力強く言ってくれたので安心し、任すことにしました。しかし、今度は制作が新しく購入したパソコンとのバージョンの違いから、映像ファイルのやり取りに支障を来たし、最初からやりなおし、またまた時間を食ってしまいました。それでも彼女の編集のスピードは速く、瞬く間にほぼ全体の映像をまとめあげました。それから制作と相談しながら、不足の映像の撮影、NG映像の撮り直し、そしてテーマ、エンディング、BGMの作曲アレンジ、レコーディング、と進みました。テーマとエンディングそれにBGMと制作を担当を分けて、取りかかることにしましたが、エンドロールに時間がかかる事から制作はエンディング、挿入の子守唄のみの作曲、彼女がBGM全曲とテーマを作りました。
できは今までの作品と大きく変わり、斬新で、スピード感があり、若い高校生の感性が満ちあふれています。
会場では辛口アンケートをお願いしましたが、全体的に評価は高く、肯定的な意見が大勢を占めました。それでもスタッフからもお客様からもでたいくつかの指摘で変更、修正する場所が見つかり、サイトアップまでにまた編集作業の再開です。

今回の作品は2011年1月1日からサイト上にアップします。まだ、決定ではありませんが、その分は重い、奇麗なデータを転送し、見て頂きますが、ある期間で送信をストップし、来年大きな会場で上映するため準備も初めて見ようかなと思っています。しかし、かなり足腰が強くなければチケットの販売もままならないので、十分検討してからの判断になります。
最後に、原作者の神山太郎さんがたまたま知り合った、音楽関連の仕事をしている、指宿出身の堀之内さんが尽力くださり、FM鹿児島のボーカルオーディションで優勝した龍也(りゅうや)君にテーマとエンディング曲を、挿入の子守唄を、司会や歌を勉強中の大学生、児玉ゆりえさんに歌って頂けることになりましたこと、深く深く感謝いたします。ありがとうございました。

上の写真は時遊館coccoはしむれの階段で撮ったスタッフ、役者の記念写真です。
Dsc03317

2010年12月22日 (水)

先日のレコーディングの様子

劇中歌、サトコの子守唄を歌ってくださる、児玉ゆりえさんがレコーディングしました。やはりなかなか大変でしたがなんとかおさまりました。
それから、エンディング「さあ、帰ろう」のバックコーラスも。Dsc03277_2
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Dsc03281

2010年12月14日 (火)

先日のレコーディング

先日のプライベートスタジオでのレコーディング時の記念写真。K.Kことkaede sakamotoとryuuyyaそして堀之内さんの3ショット。せっかくだから、少しいじいじ(sakamoto language)しました。
他はアルバムに入れました、またYou tubeにも流れています。Dsc03263

2010年12月 9日 (木)

試写会が決まったみたいです!

こんばんは、神山です。

どうやら、『好奇心の漂流記』の試写会の開催が決まったようです!
詳細については、また後日お知らせしますが、概要まで。

いよいよ、作品を観ることができるのかぁ…
もちろん私も観るのは初めて。
感慨深いものがあります!


【『好奇心の漂流記』試写会】のご案内
日程:12月25日(土)
上映:13時~ (開場:12時半)
会場:時遊館COCCOはしむれ 講堂
※入場無料


乞うご期待♪

2010年12月 2日 (木)

ライバル映画『半次郎』を観ました。

いきなりすみません。“ライバル映画”は言ってみたかっただけです。
忘れて下さい。


さて、先月の初めの話になりますが、
映画『半次郎』を観ました!

ご存じ、鹿児島を代表する名優、榎木孝明さんの企画・主演による幕末モノ。
“人斬り半次郎”の異名で知られる、中村半次郎(桐野利秋)の生涯を描いた作品です。

もうすぐ指宿でも上映があると伺っておりますので、詳しい内容は伏せておきますが…

感想を一言で言うと、「熱い!泣ける!」

あぁ、二言になってしまい申し訳ないです。

自分の頭で考え、自分の力で運命を切り開き、激動の幕末を駆け抜けていった男達が描かれています。

特に、終盤の西南戦争のシーンは見所抜群。
観るべきは、榎木さん演じる桐野利秋だけではありません。

西南戦争にて、薩摩軍を率いていったリーダー達には要注目!!

ざっと書くと、

総指揮官 西郷隆盛

一番大隊 大隊長 篠原国幹

二番大隊 大隊長 村田新八

三番大隊 大隊長 永山弥一郎

四番大隊 大隊長 桐野利秋

五番大隊 大隊長 池上四郎

六・七番連合大隊 大隊長 別府晋介




どうでしょう?

「名前は聞いたことあるけど、いまいちどんな人かわからない」と思っていた人物が数多くいるのではないでしょうか?

西郷さんをはじめ、新政府で要職を務めていた彼らが、鹿児島に戻って反乱軍の隊長を務める。ってだけでも、なんだかグッときてしまいます。


また、それぞれがみんなかっこいいんだ!

特に、永山弥一郎役のAKIRA(EXILE)は、見せ場も多いんですが、立ち回りに迫力がありました。観ていただければわかるかと思いますが、すっごい強いです。

そして、別府晋介役には津田寛治。
ツダカンですよ!
もう、彼が出ているってだけで「きっと良い映画に違いない」って気がしちゃいます。


その他、
篠原国幹は声にドスが利いていて赤マントがカッコイイし、
村田新八はセリフは少ないものの、存在感がすごい出てるし。


榎木さんの活躍を楽しみつつ、他の隊長達のドラマも見逃せないのです。

あ、あと吉俣良さんの音楽と、
平原綾香さんの主題歌「ソルヴェイクの歌」も素晴らしいです。
クラシックアレンジには平原綾香さんの歌声が非常に合いますね。

ぜひ、観て下さいっ☆



そして、その後は『好奇心の漂流記』に、乞うご期待っ。

太平次 旅立ち

  • 216
    指宿ムービープロジェクト制作の6つめ(名義は7作目)の映像は指宿まるごと博物館と共同で制作する「TAHEIJI旅立ち」 幕末の指宿に生まれ、海上王として花開き、日本の長者番付でトップになり、島津藩の逼迫した財政を立て直し、ついに明治維新へと舵を切らせた希代の英雄、濱崎太平次を多くの資料や聞き書きによって脚本化し、念願のドラマを今年造ります

好奇心の漂流記

  • 打ち寄せる青い波
    2010年7月からクランクインした「好奇心の漂流記」もやっとクランクアップが見えて来ました。とは言え、今日も「見た目」「イメージ」「・・・」を撮影に1人うろうろ、してる人物がいます。今年こそは指宿市民会館で上映できると張り切っています。このアルバムはブログで紹介できなかった様子をそのままお見せしています.

ふるさとCM撮影

  • 菜の花畑で
    3月30日、春休み最後の日を利用して、菜の花が最後まで残った池田湖の菜の花畑をお借りして撮影しました。締め切りは今年9月ですが、菜の花がテーマなのでいち早く撮影しました。なんと1日で。

5年後の縁結び

  • Pict0095
    2008年9月7日日曜日クランクアップの日。今まで携わってくれた方全員は集まれませんでしたが、中学生を中心に知林ヶ島が見える海岸に集合しました。最後の撮影はまた、大急ぎで行われ、なんとか撮り終わりました。この後、記念撮影の後、制作サイドで用意した記念品を配り、主演の宮田絵里花 さんと若松大義くん、それに最年少の輝帆ちゃんとひなちゃんに花束贈呈をしました。絵里花ちゃんたちはサプライズとして、みんなで色紙を書いて制作統括に渡し、統括は目を潤ませるといった1シーンもありました

トリオ撮影日記

  • Pict0665
    指宿ムービープロジェクト実験ドラマ「トリオ」の撮影風景です。たった6日間の軌跡です。しっかり、楽しんで、たくさんの思い出を残し、良い映画を作りたいです。

今までのナイスショット

  • Dsc00348
    今まで撮影した中、あるいは、スチールを撮りに行った時のナイスしょっと等載せました。この中からアイドルが生まれるかもね

入院中の望美

  • Photo_1
    ヒロイン;望美が事故に遭い入院してるのがこの病院、最初の話では鹿児島市で事故に遭い、救急車で鹿児島市内の病院に運ばれ、指宿市内の病院に転院という設定でしたが、救急車が指宿市内まで運んでくれたことになり、この南記念クリニックで撮影させていただくことになりました。というのはカメラマンの樋園さんがここで理学療法士として働いているため。先生その節はお世話になりました。

事故シーン

  • Photo
    指宿中央自動車学校と鹿児島中央駅キャンセビル横で撮影した事故シーンの写真 役者・スタッフを前に前説をするむっちゃん、寒さの中をじっと耐えるエキストラの面々、等見所充分。とはいえやはり、血だらけで横たわる望美嬢の悲惨さに目をつぶることはできません。 この日は2つの街が現場なのと大勢の方に協力を頂いているのでもう、大変でした。雨も降ったりやんだり、突然晴れたり、もう、どっちかにしてくれ、撮影できないよ
フォトアルバム

指宿ムービープロジェクト関連サイト

  • FB  指宿ムービープロジェクト
    指宿市を舞台に映画作りをしています。指宿が生んだ幕末の豪商、浜崎太平次と指宿に伝わる篤姫の話しを映像にしました
  • 指宿ムービープロジェクト公式ホームページ
    指宿ムービープロジェクト実行委員会のすべてを掲載しています
  • 指宿市役所
  • いぶすき菜の花マラソン実行委員会
    新年第二日曜日に指宿市内で行われるマラソン大会。沿道には早咲きの菜の花が咲きそろい、市民が応援する、おもてなしのマラソン大会来年で29回うぃ数える、14,000名を超える参加者がある。
  • 平成版IT湯治
     湯治という営みは、まだ病院や医学の知識も無い遠い昔から、人々が元気になる為の手段として有りました。 労働や、日常の様々なストレスの中で疲れた心と体を、薬でなくとも温泉や自然、静かな環境などが癒してくれることを、人々はその体験から知っていたのです。  この体感的に感じていた温泉の湯治効果を、現代のIT技術で、目で見て判るかたちで知り、それを観光や日常の健康づくりに活かそうという試みが、指宿温泉で始まりました。  それが「平成版IT湯治」です。