編集、がんばるぞーっつ
it湯治の映像
指宿で新しい湯治の提案が起きました、名付けてIT湯治」、ホテルに滞在し、温泉、散歩、観光をしながら、リラックスし、その過程、効果が数字でわかるようにするシステムで、国から認められたビジネスモデルです。指宿ムービープロジェクトはそのホームページ内と、DVD用の映像の撮影、制作を依頼され、制作に励んでいます。現在は昨年までの実験の模様を説明したスライドショーをアップしています。是非ご覧ください。
IT湯治で検索すると一番上付近に出てきます。
原作者からの手紙その5
柳瀬海軍中尉はどんな人?」
靖恵さんの夫・柳瀬直行海軍中尉(やなせなおゆき・かいぐんちゅうい)は、指宿海軍航空隊の操縦士(そうじゅうし)です。もちろん架空の人物です。しかし、原作を書くにあたって、次のように考えました。
指宿市今和泉(いまいずみ)出身、靖恵の幼馴染み(おさななじみ)、近所の「直(なお)にいちゃん」でした。
今和泉小学校から、第二鹿児島中学校を卒業(原作者の高校の先輩になります)、海軍兵学校(かいぐんへいがっこう)へ進み海軍士官(かいぐんしかん)への道を歩き、長崎県の大村海軍航空隊(おおむらかいぐんこうくうたい)に勤務しました。
昭和18年、指宿出身であったことから指宿基地建設の応援を命じられ、以後そのまま指宿基地勤務となりました。
直行は、兵学校の合格祝いの日、靖恵にだけ本当の気持ちを語ります。
兄弟が多かった直行は、家族の暮らしのことを考えて、軍人の道を選びました。しかし、本当は、高等学校から帝国大学(ていこくだいがく)に進学し文学を勉強したいという気持ちがありました。新聞や雑誌の仕事をしたかったのです。この気持ちを我慢して、難関と言われた海軍兵学校に合格しました。直行の部屋には、受験勉強の合間に読んだ「岩波文庫(いわなみぶんこ)」がたくさん並んでいました。
そして、合格祝いの日、靖恵は直行にその文庫を読ませて欲しいとねだり、直行をからかいながらもその気持ちを確かめます。(鑑賞の手引き2の言葉)
「軍人(ぐんじん)」というのは、とても怖い人たちと思われるかもしれません。しかし、昔も今も、普通の優しい父や兄や夫達です。世界中のそんな優しい男達が人を殺す道具になっていく・・・なぜでしょう?この映画をきっかけに、みなさんんも考えてみてください。
映画にはない原作の言葉:「鯉(こい)を食べると元気が出ると言うが、これ以上元気になると飛行機より先に飛び出すかもしれないね」
柳田一郎
亀は意外と早く泳ぐ
昨夜、「亀は意外と早く泳ぐ」という変わったタイトルのDVDを観ました。wikipedfeiaによると「『亀は意外と速く泳ぐ』(かめはいがいとはやくおよぐ)は、三木聡監督、上野樹里主演の2005年公開のコメディー映画。三木聡によるユーモアあふれる(不条理な)世界観が、一部に熱狂的に支持されている。」だそうだが、あまり知られていない。でも観てすぐ大傑作だと思った。出演者は、上野樹里 蒼井優 要潤 温水洋一 村松利史 伊武雅刀 嶋田久作 と言うそうそうたるメンバーながら、ただもう意味がわからない展開、でも面白い。このノリは、かつてのスネイクマンショー、最近の少年メリケンサックなんかに通じるところが有るかも知れない。内容を説明すると面白くないから、まあ、観てくださいね。
監督の三木 聡(みき さとし、1961年8月9日 - )は、放シティボーイズライブ等の脚本・演出や、「エキセントリック少年ボウイのテーマ」に「作詞補」として参加するなど、幅広いジャンルで活躍している。」とあるからなるほど、と納得しました
原作者からの手紙その4
原作・鑑賞の手引き4「靖恵さんは実在?」
小説は「フィクション」です。ヒロイン・新田靖恵(しんでんやすえ)さんは架空の人物です。しかし、実際の出来事が小説のもとになることはよくあります。原作も、長い時間をかけてお聞きしてきたいろいろな「実話」がもとになっています。
靖恵さんにはたくさんのモデルがいらっしゃいます。そのモデルは、皆様の周りにいらっしゃる「普通の」おばあさん達です。
戦後64年目となり、亡くなられた方も多いでしょう。まさに、戦死した夫や恋人の残した子供を必死で育て上げ、笑うことも、楽しむことも、愚痴ることもなく生きてこられた「普通の」女性達こそモデルです。
私は、県の福祉事務所で働いたことがあります。仕事の中で、遺族の皆様のお手伝いもさせていただきました。その仕事で、「強い」(そうならなければならなかった)たくさんの女性達にお会いしました。夫を亡くした方、親や兄弟を亡くした方、子供を亡くした方、我が子を凍てつく大地に埋めてきた方、集落の人々を守るため最後まで銃を放さなかった方・・・
私の母は、当時高等女学校の生徒でした。原作の指宿高等女学校生には、母の面影を重ねました。母は、鹿児島大空襲の夜、日吉町から赤く光る鹿児島市の夜空を見たそうです。そして、行方不明の叔母を探し遺体集積所になっていたデパートの地下などをさまよったそうです。
いろいろな場所で、立場で、境遇で、たくさんの女性達が逞しく戦後を生きてくださった。だからこそ今がある…と思います。
母は、昨年3月、長い闘病生活の末、亡くなりました。母を含め、必死で家族をそして社会を支えてきた、多くの女性達に感謝したいのです。きっと男達は、あなたたちが支えてくれたから、ここまでやってこれたのでしょう。この作品を、全ての「本当の」靖恵さんに、感謝とともにお届けしたいのです。
映画にはない原作の言葉:「その勢いです。頑張ってくださいね。歴史は女達が作るものですからね。殿方は、いつも走って行ってしまうだけですから」
柳田一郎





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