2006年5月14日 (日)

高山交替

プレ公演で高山を演じていたなおやさんが仕事の都合で本公演は出られなくなりました。それでリーウオンの手下でサイチェン役を演じていた徳永さんが急遽高山に抜擢されました。実は徳永さんはかつて東京で演技の勉強をしていたという実力派、なかなかの悪役ぶりでした。今回はがらりと変わり、正義の味方、なおやさんとはまた違う魅力を見せています。とは言え、歌だけはちょっと難しいものがありました。県内ではファンも多いなおやさんの歌での代役はなかなか。それで制作の下川路さんたちは、なおやさんにレコーディングしてもらってバックで流すことにしました。なのでオケピのバンドもお休みです。Photo_12

2006年5月13日 (土)

テレビ取材

5月21日にテレビの取材が入るそうです。何でも鹿児島県の環境の番組があってそこでこのミュージカルを紹介してくれるそうです。利右衛門の頃からテレビ取材が多いこのチームですが、なんとなくみんな楽しんでいます。今度は瑠璃華の妹の麗華が人気を独り占めかも知れませんね。みんな、目立とうぜ!!

2006年5月12日 (金)

海に沈む指宿

このお話では、指宿市は2067年に、南極の巨大な氷が海に落ちて、世界中の海面の高さがあがり、その時起きた超津波でその大半が海に沈んでしまうことになっています。そのとき魚見岳、清見岳、鷲尾岳、そして開聞岳の麓等が残ります。ほうほうの体で生き延びた人々の悲しい歴史がその時始まります。そのとき既に一郎博士は世界的な環境で権威で、警告を発していたんですが、まさか本当にそんなことが起きるとはだれも信じなかったんです。その時は博士はまだ、少年時代のできごとを覚えていなかったんですが、何か奇妙なものを感じるようになり、自分自身に催眠術をかけて深層の記憶をたどり、悪のマシンの事を思い出したのです。でも残念ながら、リーウオンたちの細工で場所までは思い出せませんでした。それで時航機をつくる技術が出来るまで長い時間がかかってしまいました。でもやっと出来た試作品は子ども2人がやっと乗れる大きさです。困った末に菜々と菜美に任務を命令するのです。写真は新指宿市の美しい空撮写真です。手前は地林ヶ島、その先にあるのが魚見岳です。Photo_11

悪のマシンの隠し場所

リーウオンたちは2006年にやってきて悪のマシンを開聞岳に設置します。さてその隠し場所はどこでしょう?開聞岳に登った経験の有る方なら頂上付近に縄ばしごが有る場所を覚えていますね。あの裏に隠して据え付けていたんです。普通の人は怖くて行けません。だれにも相手にされなかった一郎少年は、リーウオンたちに誘われるままにその場所を教えます。そして菜々達が探しにきて破壊するときは、全員頂上に登りきって、菜々のイレーザーから出る光線を見つめます。かなり大きい音と振動がするのでみんな地面にしがみついています。写真は開聞岳に登り始める一行です。Pict0410

フォトアルバム

フォトアルバムも見てくださいね。4月24日プレ公演の様子、当日の混成の吹奏楽団の様子、今までの練習風景の3つが今アップされています。Photo_10

2006年5月 9日 (火)

高山さんと菜々、菜美

改造型の時航機で駆けつけた高山さん。一郎少年が連れ去られてしまった現場に遭遇しますが、ほんの一瞬遅れで到着しました。でも高山さんはあまり焦っていません、何か勝算があるようです。菜美は大好きな高山さんに久しぶりに逢えて嬉しそうです。Photo_9

リーウオン

リーウオンはワーストワールドの破壊工作専門のエージェントです。香港出身でエリートでしたが、ワーストワールドではその武道に通じているところを買われて、体をサイボーグ手術によって大半を機械と入れ替えました。チタン製の骨格と頭脳を100パーセント働かせる特殊なDNAを埋め込まれ、筋肉は強力な繊維によって成り立っています。ある時期恋人がいたのですが、戦争によって亡くなってしまいました。彼は戦争を憎まず、彼女を殺してしまった相手の国を憎み続け、その体を改造してしまったのでした。改造後、リーウオンたちがまずしたことは、恋人マチを殺した相手の国の1部隊を全滅させたことでした。彼もまた科学と戦争が生み出した悲しい人間の一人なのです。演じるのは利右衛門からアクション全般の指導をお願いしている指宿市観光協会の下吉さん、相手になっているのは弟子の宮ノ前君です。Photo_8

さよなら

ここはとても大事なシーンなんですが、残念ながらまだうまく表現できていません。菜々と菜美が100年後の世界に帰るシーンです。2人はこちらの世界でいろいろな人と関わり、また現代に生きる少年、少女、大人たちは自分たちの未来を託すことになるこの少女との別れがとても悲しいのです。幕が変わるたびに入るナレーション、「2人が帰るまであと2日」「2人が帰るまであと1日」は別れのカウントダウンです。空を覆い尽くす巨大な時航機から流れてくる優しい母の声に、2人は懐かしく、再会を急ぐのですが、またこの世界の祖先たちとも、別れがつらいのです。時航機から発せられる出発までのカウントダウンを告げるピコーンピコーンの音が次第に大きくなり、2人が時航機に吸い込まれると轟音を残して、消えて行きました。みのり達は、やがてまたあうことになる彼らを思い、歌い始めます。;「めぐる未来にまた逢えるように」Photo_6
Photo_7

時航機

菜々と菜美が乗ってきた時航機は一郎博士が作った1人乗りの小型のタイムマシンです。試作機なので不安でしたが、とりあえず少女達を100年前の指宿に連れてきたようです。2人のことが心配な一郎博士は、研究所から避難してからすぐ富士山にある研究所で、改良型の時航機を作り、それに乗って高山がやってきます。この時航機のデザインも、いろいろ注文がうるさい下川路さんの考えをキャラクターも作った石塚さんがしました。でもプレ公演では間に合わず、山の背景で明滅するだけの存在になってました。本公演では間にあいますか。広森さん(大道具係;もとフジテレビ)Timemachine01

あらすじ

未来からの旅人 あらすじ

激しい風雨、雷鳴、サイレンを鳴らし走り回る救急車、パトカー、温暖化のために少なくなった陸地はもぅ海に飲み込まれようとしている、2106年5月の指宿市。世界的な科学者である今村博士はかつて不思議な体験をした少年時代に、ある任務を持たせて曾孫2人を送り出した。その任務とは、悪の組織「ワーストワールド」が、自分のことだけ良ければ良いように考える電波を出すマシンを破壊してくることだった。未来が海に飲み込まれる原因を作ったのは、人間が自分の便利さだけで生きていくように誘導する、このマシンだったというのだ。

曾孫姉妹の菜々、菜美は100年前の指宿市の魚見岳の山頂に到着する。そこは100年後に今村博士が研究所を作る場所で、殆どが海に沈んだ未来で、ぽっかり海から突き出ている場所である。

洋、みのりといった少年達の助けを借りながら悪のマシンの在処を見つけて破壊するために、少年時代の今村一郎を探し始める。

洋達の担任の阿久根先生はちょっとおっちょこちょいながら、正義と未来のためにクラス中の子ども達を総動員して、一郎を探す。

菜々、菜美が未来から来て地球を救うのは古い伝説になっていて、その不思議な歌を唄う少女 謡にあったり、近所にゴミを捨てに来る人に怒り、自分たちで警備団を組織している京子たちと仲間を増やしながら、博士の少年時代の一郎少年を捜し出す。

一郎少年は父親がなく、孤独感にさいなまれていて、誰も信じようとも、かなわない夢なんか信じようともしない。菜々、菜美が懸命に訴え、やっと重い腰を上げるが、非協力的なままだ。

マシンを守っている未来からやってきたヒューマノイドのリーウオンたちから、マシンの場所を知らせないために一郎少年は誘拐される。

警察も動きだすが、ヒューマノイドのリーウオンたちは異常に強く歯が立たない。そこへ研究所の研究員でじつはボディガードの高山が未来からかけつけ、リーウオンたちから一郎少年を奪回する。おさななじみのみのりはそのとき身を挺して一郎を助ける。一郎は人と人との関わり合いにやっと気がつき、マシンの破壊に積極的に行動するようになる。

マシンを見つけた一行は菜々の持つ腕時計型のイレーザーでやっと破壊する事に成功する。

未来に帰ることになった菜々、菜美は美しい指宿を見たいと言い、何故か未来の乗り物で有るはずの空飛ぶ絨毯を古道具屋で手に入れ、指宿の空を飛ぶ。

巨大な時航機が現れ、それに乗って菜々と菜美のお母さんから未来は美しい環境に戻ったから早く帰っておいでとメッセージが届く。

菜々、菜美は時航機に乗り込み別れを告げる。

太平次 旅立ち

  • 216
    指宿ムービープロジェクト制作の6つめ(名義は7作目)の映像は指宿まるごと博物館と共同で制作する「TAHEIJI旅立ち」 幕末の指宿に生まれ、海上王として花開き、日本の長者番付でトップになり、島津藩の逼迫した財政を立て直し、ついに明治維新へと舵を切らせた希代の英雄、濱崎太平次を多くの資料や聞き書きによって脚本化し、念願のドラマを今年造ります

好奇心の漂流記

  • 打ち寄せる青い波
    2010年7月からクランクインした「好奇心の漂流記」もやっとクランクアップが見えて来ました。とは言え、今日も「見た目」「イメージ」「・・・」を撮影に1人うろうろ、してる人物がいます。今年こそは指宿市民会館で上映できると張り切っています。このアルバムはブログで紹介できなかった様子をそのままお見せしています.

ふるさとCM撮影

  • 菜の花畑で
    3月30日、春休み最後の日を利用して、菜の花が最後まで残った池田湖の菜の花畑をお借りして撮影しました。締め切りは今年9月ですが、菜の花がテーマなのでいち早く撮影しました。なんと1日で。

5年後の縁結び

  • Pict0095
    2008年9月7日日曜日クランクアップの日。今まで携わってくれた方全員は集まれませんでしたが、中学生を中心に知林ヶ島が見える海岸に集合しました。最後の撮影はまた、大急ぎで行われ、なんとか撮り終わりました。この後、記念撮影の後、制作サイドで用意した記念品を配り、主演の宮田絵里花 さんと若松大義くん、それに最年少の輝帆ちゃんとひなちゃんに花束贈呈をしました。絵里花ちゃんたちはサプライズとして、みんなで色紙を書いて制作統括に渡し、統括は目を潤ませるといった1シーンもありました

トリオ撮影日記

  • Pict0665
    指宿ムービープロジェクト実験ドラマ「トリオ」の撮影風景です。たった6日間の軌跡です。しっかり、楽しんで、たくさんの思い出を残し、良い映画を作りたいです。

今までのナイスショット

  • Dsc00348
    今まで撮影した中、あるいは、スチールを撮りに行った時のナイスしょっと等載せました。この中からアイドルが生まれるかもね

入院中の望美

  • Photo_1
    ヒロイン;望美が事故に遭い入院してるのがこの病院、最初の話では鹿児島市で事故に遭い、救急車で鹿児島市内の病院に運ばれ、指宿市内の病院に転院という設定でしたが、救急車が指宿市内まで運んでくれたことになり、この南記念クリニックで撮影させていただくことになりました。というのはカメラマンの樋園さんがここで理学療法士として働いているため。先生その節はお世話になりました。

事故シーン

  • Photo
    指宿中央自動車学校と鹿児島中央駅キャンセビル横で撮影した事故シーンの写真 役者・スタッフを前に前説をするむっちゃん、寒さの中をじっと耐えるエキストラの面々、等見所充分。とはいえやはり、血だらけで横たわる望美嬢の悲惨さに目をつぶることはできません。 この日は2つの街が現場なのと大勢の方に協力を頂いているのでもう、大変でした。雨も降ったりやんだり、突然晴れたり、もう、どっちかにしてくれ、撮影できないよ
フォトアルバム

指宿ムービープロジェクト関連サイト

  • FB  指宿ムービープロジェクト
    指宿市を舞台に映画作りをしています。指宿が生んだ幕末の豪商、浜崎太平次と指宿に伝わる篤姫の話しを映像にしました
  • 指宿ムービープロジェクト公式ホームページ
    指宿ムービープロジェクト実行委員会のすべてを掲載しています
  • 指宿市役所
  • いぶすき菜の花マラソン実行委員会
    新年第二日曜日に指宿市内で行われるマラソン大会。沿道には早咲きの菜の花が咲きそろい、市民が応援する、おもてなしのマラソン大会来年で29回うぃ数える、14,000名を超える参加者がある。
  • 平成版IT湯治
     湯治という営みは、まだ病院や医学の知識も無い遠い昔から、人々が元気になる為の手段として有りました。 労働や、日常の様々なストレスの中で疲れた心と体を、薬でなくとも温泉や自然、静かな環境などが癒してくれることを、人々はその体験から知っていたのです。  この体感的に感じていた温泉の湯治効果を、現代のIT技術で、目で見て判るかたちで知り、それを観光や日常の健康づくりに活かそうという試みが、指宿温泉で始まりました。  それが「平成版IT湯治」です。