ああ、スニークプレビューをやりました。事務局長は、昼間、製作氏の元へ最後の打ち合わせに行き、その後電話で映写機のラインの対応について、色々調べて万全の体制を整えつつありました。製作氏もここ1週間編集にその殆どの時間を割いてきました。そして本日、6時から多くのみなさんのご来場を頂き、さあ、試写会。ところが製作氏のテープに映像が入ってこない、こないこない、こない。1時間を残してそろそろ準備の機器でテストしなくてはならないのに、困った。DVDどころかテープにも入っていかない、そんなあ、以前のテストでは簡単だったから、できるはずと、たかをくくっていた製作氏は次第に胃が痛くなりはじめました。とはいえ、テープは何回やっても以前の様には映像が入っていかない、ついに「こだT」から電話が入り、最悪の場合はパソコンを会場に持ってくるようにとの指示。最後の挑戦も空しく、もはやこれまで、と大きなパソコンを担いで会場へと車を走らせました。
会場は多くの方がもう着席し、今や遅しと待ちかまえていました。目を血走らせた事務局長、突然、音響のセッティングを依頼されたむっちゃん、某大手テレビ局の現場にいたH氏、等々スタッフもそわそわと待っていました。大きなスクリーンが貼られているがしかし、製作氏が持ち込んだMacはコンポジット出力ってやつが苦手なので、プロジェクトにつなげず、仕方なく会場に集まった皆さんを前に集まって頂き、さあ、やっと試写会の始まりです。
小さな画面と大きな音量に食い入るように見つめるたくさんの目、製作氏を始めスタッフは緊張の面もちです。約17分が過ぎ、アンケート用紙が配られました。みんな一所懸命に書いてくださいました。その間、ちゃっかり試写会場に入り込んだ出演者1名までアンケート用紙に書き込んでいます。
アンケートの内容は辛口でと、お願いした割には、好意的なものが多く、少し拍子抜けしましたが、大勢を占めるご意見はスタッフも感じていたものでした。細かな物は相反するものが殆どだったり、1人だったりでした。例えば、指宿を無理に出しすぎている、があり、指宿の出し方が弱い、指宿を出していてとても良い、音楽はとても良い、良くない、ダンスシーンは内容に合わないからもっと短く、音楽と内容が合っていて良い、音楽は良いけど内容が?、ストーリーがしっかりしている、脚本が良くない、良いとかです。
次を見たいですかの質問には見たいと言う項目を選んだ方が多かったので、ほっとしましたが、それでも2話以降が無いとまだわからないという方もいました。
さあ、いよいよ放映です。再編集して今度はスタッフでまた見て、放映前の試写会、みなさんへのごあいさつと、行事も目白押しです。ここで製作氏にお願いです、もう少し、頑張ろうね、眠るのはもう少しがまんがまん。今夜は布団で寝ることができそうですが、明日、紹介してくれるテレビ局へテープを届けることになっているのでまた今夜も夕方言うことを聞かなかったパソコンを押さえつけてダビングをやるそうです。先ほどの連絡ではうまく行ったそうです。
しかし、スタッフの1人が会が終わってから、製作氏方に直訴に及び、2人で延々撮影論、編集論に華を咲かせたそうです。それも考慮しつつ、製作氏はアンケートの内容を重視して、ひょっとすると大きく内容に手を付けることも考えているそうです。怖い怖い。
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