撮影日記 1
6月27日、日曜日、先日まで降雨の可能性70%、シーン6撮影の予定だが、シーン5も晴天の場合、撮影の予定を捨てきれなかった。当日、次第に空は青空が広がっていく。おいおい。しかし、前々日まで激しい雨が降り続いていたので、ない、と準備を捨てていたのでもういいや、と開き直る。
今回のキャストは主役がなかなか見つからず、八方手を尽くしてやっと、念願の少年が見つかる。これがまた金の卵クラス。自分で考えて芝居する、声が良い、勘が良い。兄弟役もこれまたぴったりの子役が揃った。
しかししかし、お父さんとお母さん、またまたお父さんの幼なじみが相次いで交代。他に良い人がいます、〜関西弁がネック、仕事の都合でちょっとまずい、健康上の問題でキャンセル、重大な体の不調で入院等々、今までこんなにもめたことはない、と言うくらい悩みました。
それでも最後に、なんとまあ、と言うくらい、役にピッタリの、エイジ、サトコ、セイイチが見つかりました。
エイジの実家も探しに探し、池田湖畔のある風情のある民家です。もう何から何までエイジの実家。
今回から、役割・分担をきっちりやって、担当者を尊重し、担当者は責任を持って自分の仕事をやる、そしてそのセクションで話し合い、問題があったらそのセクションで解決する、という組織にしました。
だから今までとは違い、やたらにスタッフが多い。それでも、衣装、小道具の担当が受験で不在、撮影助手が仕事で不在、メイクが打ち合わせが終わらず不在、演技指導が不在。
マキ役の女優、タクヤ役の俳優が見学を兼ねて撮影助手をかって出てくれました(Thank you !!)ので助かりましたが、普通の民家の応接間に、監督、カメラ、カメラマン2人、照明、助監督、スクリプター、音声、そして役者が10人。これは狭い、しかも今回から登場したステディカムを持ったカメラマンが走る。これは大変でした。監督はカメラの絵を見ながら懸命に役者達に指示します。
それでもリハーサルを繰り返していただけに、撮影はスムーズ、しかし、演技がちょっと?と言うことでまたまたNGの嵐。
最後は恒例の記念写真で終わりました。<
下は撮影風景です。
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