一郎博士
このお話のキーパースンは今村一郎博士です。指宿高校から九州大学へ進み、環境学を専攻しました。その後世界的な権威になりますが、小学校時代はあまり勉強はできませんでした。事件が起きたのは6年生でしたが、開聞中学へ進んだあと、成績はどんどん良くなり、3年生の後半はなんと学年で一番になりました。何事にも自信のなかった一郎は、リーウオンの事件から友達がたくさん出来、高山さんから格闘技の手ほどきを受け、自信がついたことから、何にでも積極的に挑戦することができるようになります。その結果、すこしづつ勉強も自信がついていき、未来の一郎博士の誕生につながります。奥さんは幼なじみの田中みのりさん、登場人物のひとりですね。みのりちゃんは北指宿中に進み、事件の後で仲間になったみんなと一緒に過ごしましたが、高校は一郎と同じ指宿高校へ進み、その頃からお互いに意識するようになります。みのりちゃんは阿久根先生の影響で、先生を目指し、鹿児島の大学へ進みました。2年生の夏休みが終わり、新学期で福岡に帰った一郎はみのりの誕生日の10月5日に届くように、ちょっと懐かしいスティーヴィーワンダーの「心の愛」のCDをプレゼントします。続く
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