映画「砂の道」
侑と健太
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東京
大学に入学した健太は環境研究サークルに入った。
環境研究会の看板の部屋
サークル仲間が会議を開いている。
先輩が、海流の流れを話し、指宿の知林ヶ島についてスライドを流して美しい島だと説明している。
柏木
中村、この島お前の街にあるんだろう。凄く綺麗な島で、島の周りもたくさんの魚が棲んでるんだ。ちょっと、説明してくれ。
健太
はあ、実はあまり良く知らないんです。ただ、その島に砂の道が1日に一回だけできて陸地と繋がるのが有名で、観光客がたくさん来るんです。理由は、珍しいってのもあるんですけど、その道を一度歩いた人々は別れても、また巡り会えるって言い伝えがあるからなんです。
智子
なんか、ロマンチックなとこね。
西原
面白そうだな、中村、いろいろ調べてくれよ。次の学祭の発表はこれで行こうか?
全員、そうだな。賛成。
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