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2007年3月

2007年3月26日 (月)

スニークプレビュー終わる

ああ、スニークプレビューをやりました。事務局長は、昼間、製作氏の元へ最後の打ち合わせに行き、その後電話で映写機のラインの対応について、色々調べて万全の体制を整えつつありました。製作氏もここ1週間編集にその殆どの時間を割いてきました。そして本日、6時から多くのみなさんのご来場を頂き、さあ、試写会。ところが製作氏のテープに映像が入ってこない、こないこない、こない。1時間を残してそろそろ準備の機器でテストしなくてはならないのに、困った。DVDどころかテープにも入っていかない、そんなあ、以前のテストでは簡単だったから、できるはずと、たかをくくっていた製作氏は次第に胃が痛くなりはじめました。とはいえ、テープは何回やっても以前の様には映像が入っていかない、ついに「こだT」から電話が入り、最悪の場合はパソコンを会場に持ってくるようにとの指示。最後の挑戦も空しく、もはやこれまで、と大きなパソコンを担いで会場へと車を走らせました。

会場は多くの方がもう着席し、今や遅しと待ちかまえていました。目を血走らせた事務局長、突然、音響のセッティングを依頼されたむっちゃん、某大手テレビ局の現場にいたH氏、等々スタッフもそわそわと待っていました。大きなスクリーンが貼られているがしかし、製作氏が持ち込んだMacはコンポジット出力ってやつが苦手なので、プロジェクトにつなげず、仕方なく会場に集まった皆さんを前に集まって頂き、さあ、やっと試写会の始まりです。

小さな画面と大きな音量に食い入るように見つめるたくさんの目、製作氏を始めスタッフは緊張の面もちです。約17分が過ぎ、アンケート用紙が配られました。みんな一所懸命に書いてくださいました。その間、ちゃっかり試写会場に入り込んだ出演者1名までアンケート用紙に書き込んでいます。

アンケートの内容は辛口でと、お願いした割には、好意的なものが多く、少し拍子抜けしましたが、大勢を占めるご意見はスタッフも感じていたものでした。細かな物は相反するものが殆どだったり、1人だったりでした。例えば、指宿を無理に出しすぎている、があり、指宿の出し方が弱い、指宿を出していてとても良い、音楽はとても良い、良くない、ダンスシーンは内容に合わないからもっと短く、音楽と内容が合っていて良い、音楽は良いけど内容が?、ストーリーがしっかりしている、脚本が良くない、良いとかです。

次を見たいですかの質問には見たいと言う項目を選んだ方が多かったので、ほっとしましたが、それでも2話以降が無いとまだわからないという方もいました。

さあ、いよいよ放映です。再編集して今度はスタッフでまた見て、放映前の試写会、みなさんへのごあいさつと、行事も目白押しです。ここで製作氏にお願いです、もう少し、頑張ろうね、眠るのはもう少しがまんがまん。今夜は布団で寝ることができそうですが、明日、紹介してくれるテレビ局へテープを届けることになっているのでまた今夜も夕方言うことを聞かなかったパソコンを押さえつけてダビングをやるそうです。先ほどの連絡ではうまく行ったそうです。

しかし、スタッフの1人が会が終わってから、製作氏方に直訴に及び、2人で延々撮影論、編集論に華を咲かせたそうです。それも考慮しつつ、製作氏はアンケートの内容を重視して、ひょっとすると大きく内容に手を付けることも考えているそうです。怖い怖い。

2007年3月 5日 (月)

70広場

先日撮影した分の残り、暗くなったのでやむなく中止して今日になりました。順平は彼女を連れてオートバイでツーリング。だから今日は用があるから休ませてくださいって言ったんだ。鬼の製作氏は雨が降っても撮るから来るように言ってなんとか全員揃って撮影できました。体育館の扉のシーンも、部活をやってるバスケット部も撮れて、製作氏は久しぶりに満足。予報は雨でしたが、なんと日が差し、青空がのぞくほどの良い天気、氏はもう一度前回の分を撮りたかったのですが、順平のデートのじゃまになるし、事務局長が昨夜の深酒で辛そうだったので、短時間で撮り終えました。
スタッフは監督、事務局長、製作氏の3人、でもなかなかいい感じで撮れていました。

3月3日望美実家

拓也と望美の実家に戻り、望美の家族と会ったり、焼酎の伝統の話しを聞いたり、するシーンでクランクアップです。この日は最近では珍しくいつもの大人数で撮影しました。この日は絵コンテを描いた「こだT」の主導のもと、遠く霧島市からかけつけたマッピーこと濱弓場さん、エンディングテーマとサブテーマを歌っている山崎有美ちゃんの妹、佳奈ちゃん、ミュージカルからのつきあいのノリシゲと真樹、そしていつもの望美、拓也の配役でした。山崎佳奈ちゃんはシナリオも書いていて、4位入賞でした。監督の美季ちゃんとも友達です。朝日新聞も取材に来てくださり、恐縮。製作氏は「また映りますか」と余計な一言。(笑)
さて現場を田村酒造さんに選んだのは製作氏でしたが、その雰囲気のある内観にこだTは涎を垂らさんばかりに興奮しています。FON、事務局長、むっちゃん、ミュージカルの監督cさん、そして製作氏をスタッフに酒蔵でライティングにも凝り、いい感じで撮れていたのですが、ライティングを担当していた製作氏は事務局長を呼ぶと、ここ、ここと匂いをかがせました。そうです。ここは酒蔵、焼酎に呼吸させるためか、空いていた穴から、強烈な焼酎の匂い、製作氏はそこでじっとライトを掴んでいたために、幾分酔ってしまいました。大の飲んべえの事務局長は大喜び、監督はだんだん、へらへらしてきました。この様子はまたFONのメイキング画像で見ていただけます。

1話分クランクアップ

いやあ、やっと3月3日、1話のクランクアップ(撮影終了)にこぎ着けました。本来なら1月末か2月頭にここまで行く予定でしたが、なかなか世の中思うようにいきません。何せ役者様あってのドラマなので、1人いないともう筋が変わるし、時間が変わると見てる人はあれ、今まで昼だったのに急に暗くなった、とか、このまえこの役は別の人だったのに、とかドラマはぶちこわしになってしまうから、役者も時間も同じで調整していかなければなりません。特に今回、撮影現場にさせていただいた田村酒造さんの営業時間に合わせて、役者が全員来れるか確かめたりして臨んだし、クランクアップからこぼれて翌日撮った指宿高校は5日以降は受験週間に入るため当分関係者以外立ち入り禁止になるので、大変でした。途中で製作氏は大勢でなくても撮れるところは自分1人で取り始め、スタッフを集める手間を省き始めました。意志疎通も時間がかかるし、これ以上手間がかかると菜の花マラソン当日からどんどん日が延びて、感慨が薄れることを恐れているから、とにかく急いでいます。最近は食事も睡眠も省き、ついに今日、激しいめまいに襲われ、3時間ほど倒れてしまいました。昨日からろくに食べていなかったので、ただの食切れでしたが、本人少し焦ったようです。用心用心。製作氏は印刷会社に勤務しているので厳しい工程はなれているのでこんなものなのですが、他のスタッフは無理無理と予定のアップはできないとあきれ顔、でも現場にいつも顰蹙をかいながらも何とか納期に間に合わせている製作氏はなんとか3月中旬には、良いものをアップしようとやっきです。
今日もできあがってきた映像と作った音をはめていく作業が進むごとにニヤニヤ怪しく笑い、その姿はとても不気味です。時には「こだT」の様に「ようし、よし」とか訳の分からない独り言も発し始めました。危ない危ない!

太平次 旅立ち

  • 216
    指宿ムービープロジェクト制作の6つめ(名義は7作目)の映像は指宿まるごと博物館と共同で制作する「TAHEIJI旅立ち」 幕末の指宿に生まれ、海上王として花開き、日本の長者番付でトップになり、島津藩の逼迫した財政を立て直し、ついに明治維新へと舵を切らせた希代の英雄、濱崎太平次を多くの資料や聞き書きによって脚本化し、念願のドラマを今年造ります

好奇心の漂流記

  • 打ち寄せる青い波
    2010年7月からクランクインした「好奇心の漂流記」もやっとクランクアップが見えて来ました。とは言え、今日も「見た目」「イメージ」「・・・」を撮影に1人うろうろ、してる人物がいます。今年こそは指宿市民会館で上映できると張り切っています。このアルバムはブログで紹介できなかった様子をそのままお見せしています.

ふるさとCM撮影

  • 菜の花畑で
    3月30日、春休み最後の日を利用して、菜の花が最後まで残った池田湖の菜の花畑をお借りして撮影しました。締め切りは今年9月ですが、菜の花がテーマなのでいち早く撮影しました。なんと1日で。

5年後の縁結び

  • Pict0095
    2008年9月7日日曜日クランクアップの日。今まで携わってくれた方全員は集まれませんでしたが、中学生を中心に知林ヶ島が見える海岸に集合しました。最後の撮影はまた、大急ぎで行われ、なんとか撮り終わりました。この後、記念撮影の後、制作サイドで用意した記念品を配り、主演の宮田絵里花 さんと若松大義くん、それに最年少の輝帆ちゃんとひなちゃんに花束贈呈をしました。絵里花ちゃんたちはサプライズとして、みんなで色紙を書いて制作統括に渡し、統括は目を潤ませるといった1シーンもありました

トリオ撮影日記

  • Pict0665
    指宿ムービープロジェクト実験ドラマ「トリオ」の撮影風景です。たった6日間の軌跡です。しっかり、楽しんで、たくさんの思い出を残し、良い映画を作りたいです。

今までのナイスショット

  • Dsc00348
    今まで撮影した中、あるいは、スチールを撮りに行った時のナイスしょっと等載せました。この中からアイドルが生まれるかもね

入院中の望美

  • Photo_1
    ヒロイン;望美が事故に遭い入院してるのがこの病院、最初の話では鹿児島市で事故に遭い、救急車で鹿児島市内の病院に運ばれ、指宿市内の病院に転院という設定でしたが、救急車が指宿市内まで運んでくれたことになり、この南記念クリニックで撮影させていただくことになりました。というのはカメラマンの樋園さんがここで理学療法士として働いているため。先生その節はお世話になりました。

事故シーン

  • Photo
    指宿中央自動車学校と鹿児島中央駅キャンセビル横で撮影した事故シーンの写真 役者・スタッフを前に前説をするむっちゃん、寒さの中をじっと耐えるエキストラの面々、等見所充分。とはいえやはり、血だらけで横たわる望美嬢の悲惨さに目をつぶることはできません。 この日は2つの街が現場なのと大勢の方に協力を頂いているのでもう、大変でした。雨も降ったりやんだり、突然晴れたり、もう、どっちかにしてくれ、撮影できないよ
フォトアルバム

指宿ムービープロジェクト関連サイト

  • FB  指宿ムービープロジェクト
    指宿市を舞台に映画作りをしています。指宿が生んだ幕末の豪商、浜崎太平次と指宿に伝わる篤姫の話しを映像にしました
  • 指宿ムービープロジェクト公式ホームページ
    指宿ムービープロジェクト実行委員会のすべてを掲載しています
  • 指宿市役所
  • いぶすき菜の花マラソン実行委員会
    新年第二日曜日に指宿市内で行われるマラソン大会。沿道には早咲きの菜の花が咲きそろい、市民が応援する、おもてなしのマラソン大会来年で29回うぃ数える、14,000名を超える参加者がある。
  • 平成版IT湯治
     湯治という営みは、まだ病院や医学の知識も無い遠い昔から、人々が元気になる為の手段として有りました。 労働や、日常の様々なストレスの中で疲れた心と体を、薬でなくとも温泉や自然、静かな環境などが癒してくれることを、人々はその体験から知っていたのです。  この体感的に感じていた温泉の湯治効果を、現代のIT技術で、目で見て判るかたちで知り、それを観光や日常の健康づくりに活かそうという試みが、指宿温泉で始まりました。  それが「平成版IT湯治」です。