さよなら
ここはとても大事なシーンなんですが、残念ながらまだうまく表現できていません。菜々と菜美が100年後の世界に帰るシーンです。2人はこちらの世界でいろいろな人と関わり、また現代に生きる少年、少女、大人たちは自分たちの未来を託すことになるこの少女との別れがとても悲しいのです。幕が変わるたびに入るナレーション、「2人が帰るまであと2日」「2人が帰るまであと1日」は別れのカウントダウンです。空を覆い尽くす巨大な時航機から流れてくる優しい母の声に、2人は懐かしく、再会を急ぐのですが、またこの世界の祖先たちとも、別れがつらいのです。時航機から発せられる出発までのカウントダウンを告げるピコーンピコーンの音が次第に大きくなり、2人が時航機に吸い込まれると轟音を残して、消えて行きました。みのり達は、やがてまたあうことになる彼らを思い、歌い始めます。;「めぐる未来にまた逢えるように」
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